2020/4/2(更新:2022/03/02)
「家事代行サービスを利用しようと思うけど、どんなことに気をつけた方が良いですか?トラブルには巻き込まれたくないです。快適にサービスを利用する方法が知りたいです。」
このような悩みを解決します。
本記事の内容
・ 家事代行サービスでトラブルを回避する
・ トラブルを回避するためにしておくこと
✔︎ 仕事や育児が忙しくて家のことに手が回らない。
✔︎ 共働きをしていて家事をする暇がない。
✔︎ 急な出張で家を留守にしなければいけない。
など、様々な理由で家事を行うことができない方はたくさんいると思います。
そんな時に助かる便利なものが「家事代行サービス」です。
しかし、サービスを利用した人の中には「対応が全然良くなかった」「思い通りに働いてくれなかった」などのトラブルに巻き込まれてしまった方が大勢いるのも事実です。
今回はそんな「トラブルを回避」するために「事前に準備しておくべきもの」や「心得ておいた方が良いこと」を解説します。
お金を払ってまでスタッフに家事をお願いしたのに、結局無駄になってしまった…。
このようなことがないようにし、大満足のサービスを受けられるようにしましょう。
家事代行サービスでトラブルを回避する
結論として、
家事代行サービスを行なった際に起こりうるトラブルを回避する方法は「事前の確認」と「事前の準備」です。
それはどういうことなのか、解説していきます。
まずは、家事代行サービスを過去に利用した方達の「失敗した実例」をまとめてみました。
・依頼内容を十分にこなしてくれない
・担当スタッフが合わなかった
・家具や備品を破損された
・盗難被害にあった
依頼内容を十分にこなしてくれない
このトラブルの起こる理由は「スタッフが依頼内容を把握していなかった」「時間が足りず、手が行き届かなかった」というケースがほとんどです。
キッチン、浴室、洗面台の清掃を依頼した場合に、一定の場所の作業が雑であったり、手つかずのままだったという例があります。
担当スタッフと合わなかった
サービスを利用する際に「依頼内容がしっかり伝えられない」「スタッフとの連絡がうまくできなかった」「スタッフの作業のやり方が気に入らなかった」という意見が多くあります。
作業をしてくれるスタッフにこちらの要望がしっかりと伝わっていないと、満足いく作業がしてもらえない事や、効率が悪くタイムロスした事で全ての作業が完了できなくなってしまうことがあります。
家具や部品を破損された
スタッフが掃除機をかけている時に家具の一部を傷をつけてしまった。食器洗いの際に食器を誤って割ってしまったなどが良く聞く例です。
いくらプロのスタッフと言っても、人間が作業を行う以上は誤ってミスをしてしまうことは起こり得ます。
盗難被害にあった
家事代行サービス会社がいくらしっかりとしている会社だったとしても、赤の他人を家に入れるため盗難のリスクがゼロではありません。
家事代行サービスの運営方法によっては依頼主とスタッフをマッチングさせ、その後は個人でやり取りを行うという会社もあります。
お金を払って家事代行サービスのスタッフに作業をお願いしたのに「とても残念な結果」になってしまった方々も多いです。
そんなことにはならないように、十分な対策をしておきましょう。
トラブルを回避するためにしておくこと
家事代行サービスを利用した際に「実際に起きているトラブル」を回避することはできるのか?
トラブルを極力回避するための方法はあります。
「事前の準備」や「心がけておく事」でトラブルのリスクを大幅に下げることができますので、これから家事代行サービスを利用しようと考えている方はぜひ実践してください。
トラブルを回避する方法はつぎの通りです。
・スタッフの質、スキルを考えて依頼をする
・依頼内容をしっかりと伝える、文章にする
・依頼内容には希望の優先順位を決める
・貴重品や大切なものは作業時に置かない
・必要な道具などについて事前に確認する
・はじめての依頼時には家を片付けすぎない
それぞれ順番に解説していきます。
契約(料金や時間)、保険内容をしっかり確認する
家事代行サービスはスポット(1回)で利用することもできますが、基本的には定期的に利用するサービスです。
家事代行サービス会社それぞれに契約形態があり、プランや追加料金なども様々です。
損をしないためにもしっかりと契約内容は確認しましょう。
一般的な家事代行サービスの支払いが発生する「項目」と「料金」の相場がこちらです。
項目 | 料金の相場 |
基本料金と作業時間 | 2000円 〜 3000円程度(1時間) |
延長料金 | 500円程度(10分単位) |
サービスのプラン | – |
スタッフへの交通費 | 700円 〜 1000円程度(1回あたり) |
鍵預かり代 | 無料 〜 1000円程度 |
スタッフ指名料 | 500円程度(1時間) |
早朝・深夜割増料金 | 25%割増 |
依頼した際に「損害保険に加入しているかどうか」も確認しましょう。
スタッフ側の過失でトラブルがあった場合にはしっかりと保証してもらえます。
ただ、サービスの範囲内や時間内でのみ保証されるという条件があったりしますので、そのような契約条件も見落とさずに確認する必要があります。
スタッフの質、スキルを考えて依頼をする
基本的に家事代行サービス会社で働いているスタッフは、しっかりと面接をクリアした人であり、研修を受けています。
そのため質については基本的に問題ありません。
しかし、低価格でサービスを提供している会社と、料金は高めでもしっかりとしたサービスを提供している会社ではスタッフの質に差が出てきます。
会社によっては事前に派遣されるスタッフの情報を知ることができるので、自分とマッチしているかどうか確認しておきましょう。
今までの家事代行業務の経験年数や、家事以外のスキル(資格や過去の職業)など、その辺りは最低限見ておくと良いです。
依頼内容をしっかりと伝える、文章にする
派遣されるスタッフ、または会社に対して事前に「依頼する内容」を箇条書きでも良いのでしっかりと伝えておきましょう。
当日スタッフに「どこを掃除するのか確認され、確認作業だけで15分も時間を消費されてしまった…。」
このような悪い実例も実際に起きています。
家事代行サービスは決められた時間でしか作業をしてもらえないので、無駄なタイムロスが起こらないように事前に対応しておきましょう。
事前に作業内容は伝えておきつつ、当日もメモ書きなどに作業内容を書いてスタッフへ渡すのも1つの方法です。
依頼内容には希望の優先順位を決める
作業内容を伝える際には、合わせて「希望の優先順位」も伝えましょう。
1つの作業に意外と時間がかかってしまい、手をつけられなかった箇所があるという話もよく聞きます。
「自分が一番対応してほしいと思っている所」「気になっている箇所」など作業には優先順位を付けてスタッフに伝えましょう。
貴重品や大切なものは作業時に置かない
損害保険に入っていたとしても、やはり貴重品や大切にしているものなどは自分で守りましょう。
スタッフが作業を行う場合には手元に置いておき保管するか、なるべく作業を行う場所からは遠ざけておくことをおすすめします。
もし移動させたりができない場合には、破損などに注意するように一言スタッフに伝えておくことも大切です。
必要な道具などについて事前に確認する
家事代行サービス会社ごとで変わりますが、依頼主が準備しておかなければいけない場合も結構あります。
「トイレブラシが家にないのでトイレの中は掃除できない」と当日になって断られてしまった例もあります。
掃除用具や洗剤など、「スタッフが用意してくれるのか」「依頼主が事前に準備しておく必要があるのか」しっかりと確認しておきましょう。
はじめての依頼時には家を片付けすぎない
これからはじめて家事代行サービスを利用する方は、どうしてもスタッフが来る前に少し家を片付けておきたくなってしまいます。
しかし、スタッフが訪ねてきてから家の様子を確認して見積もりを出したり、作業時間を計算したりする場合があります。
事前に家の片付けを行ってしまうと、後々スタッフとのトラブルに発展する場合もあるので家の中の片付けは出来るだけ行わず、普段通りの状態にしておきましょう。
今回は家事代行サービスを利用する際に「よくあるトラブル」とそれを回避する方法を解説しました。
上手に利用すれば家事代行サービスは本当に便利で生活を快適にしてくれます。
これから家事代行サービスを利用しようと考えている方は、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
家事代行サービス会社を探しているという方については、「評価が高い」「はじめて利用する人でも利用しやすい」家事代行サービス会社をまとめた記事もありますので、そちらも確認してみてください。
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今回の記事は以上です。