【YouTube解説付き】iMovieの起動から書き出しまでの使い方

2019/12/12(更新:2021/06/15)

「これからiMovieを使って「YouTube用の動画」を作りたいけど、iMovieの使い方が全然わかりません。iMovieを起動して、動画を作って、編集済みのデータを書き出しするやり方が知りたいです。YouTubeに最適な動画の書き出しの設定方法を教えてください」

このような疑問にお答えします。

 

 

✔︎ 本記事の内容

・iMovieの「起動」から「データ書き出し」までの使い方を流れで解説




 

✔︎ この記事で解説している作業内容はこちらです。

・iMovieを起動

・素材動画をiMovieへ読み込む

・複数の動画を、1本の動画へ編集する

・動画編集データをiMovie内に保存しておく

・YouTubeに最適なデータとして書き出しを行う

 

 

✔︎ 本記事を読むことをおすすめできる方は、つぎのようになります。

・動画編集にはじめて挑戦する超初心者の方

・iMovieをこれからはじめて使う初心者の方

・iMovieの簡単で効率のよい操作方法を知りたい方

 

 

✔︎ YouTubeでも解説しています

今回のこの記事の内容はYouTubeでも解説していますので、「動画編集の一連の流れ」を一度確認しておくとより理解しやすいのでおすすめです。

 

 

なお、iMovieの「表示画面」や「機能ボタン」などの見かたについて解説した記事もありますので、まだiMovieを使いはじめたばかりで「画面の見かた」が把握できていない方はこちらの記事もぜひチェックしてみてください。

>>【超初心者】iMovieをはじめる方向け動画編集画面の見かたを解説

 

 

iMovieの起動からデータ書き出しまでの使い方を流れで解説

 

まずiMovieを起動します。

 

iMovieが起動したら「プロジェクト」を選択します。

※過去にまだ1つも「プロジェクト(動画編集データ)」を作成していない場合には、「新規作成(+)」以外何も表示されません。

 

 

新しくプロジェクト(動画編集データ)を作ります。

新規作成(+)」ボタンを押します。

ムービー」と「予告編」の選択ボタンが表示されるので、「ムービー」を選択してください。

 

 

動画編集画面の見かたについて

動画編集画面に表示されている領域の内容はつぎの通りです。

ブラウザ   素材動画などの「コンテンツを表示」する領域

ビューワー  編集を行なっている動画を「再生して表示」する領域

タイムライン 素材動画を配置し「動画編集を行う」領域

 

 

動画編集を行う画面。編集する「素材動画」を入れるフォルダ「イベント」について

iMovieでは「イベント」と呼ばれる「素材を入れておくフォルダ」があります。

※デフォルトでは最初からイベントが1つ作られており、そのイベント名は「日付」になっています。

 

イベント名は自分の好きな名前に変更して、管理しやすくしてOKです。

※イベント名を選択して、「エンターキー」で変更ができます

※今回は例として「練習1」というイベント名に変更しました

 

イベントを新たに増やす場合には、メニューから「ファイル」-「新規イベント」を選択すると新たなイベントが追加されます。必要な場合には増やしてください。

 

新規イベントを追加した場合」にはつぎのようにイベントが増えます。

 

 

 

イベントに編集を行う「素材動画」を入れる。

まず素材動画を入れる「イベントを選択」した状態にします。

 

Macで、素材動画が入っている「フォルダを表示」させます。

 

動画編集で使う素材動画を「ドラッグ&ドロップ」して、「イベントの中」へ入れます。

 

この作業を繰り返して、動画編集で使いたい「素材動画を全て」を入れます。

※イベントへ素材動画を入れる作業は、動画編集を行なっている途中でも追加で入れられます

 

※フォルダから、「直接タイムライン上に素材動画を入れる」ことも可能です

※この場合には、「イベントに素材動画が入らない」ため、後々の作業で素材動画の管理が困難になる場合があるので、一度イベントの中へ素材動画を入れることをおすすめします

 

イベントから素材動画を「タイムライン」へ入れます

イベントの中に入っている、これから動画編集を行いたい素材動画を「クリックして選択」します。

※選択された状態の素材動画は「黄色い四角」で囲まれます。

 

選択している素材動画を、「ドラッグ&ドロップ」して「タイムライン」へ入れます。

この作業を繰り返して、使用する素材動画を全てタイムラインへ入れます。

※この作業は、動画編集を行なっている最中でも「後から素材動画を追加」しても問題ありません。

 

イベントの中に入っている、これから動画編集を行いたい素材動画の「使いたい部分のみを選択」してタイムラインへ入れることも可能です。

選択された状態の黄色い四角の端をクリックした状態で「選択範囲を調節」します。

※今回の例では、黄色い四角の左右を狭めて、素材動画の中間部分のみを選択しました

 

素材動画の使いたい部分のみを選択できたら、「ドラッグ&ドロップ」でタイムラインへ入れます。

 

 

タイムラインの右上に「クリップスライダ」があります。これを左右に調整することで素材動画の「表示サイズ」を調整できます。素材動画を「自分の見やすい表示サイズ」に調整して作業してください。

iMovieでは、タイムラインの中に素材動画を入れると、自動的に「動画同士を結合」してくれます。これだけで「複数の動画を1本の動画」にする編集作業は完了です。

 

出来上がった動画を再生して確認する

選択バーをタイムラインの「一番最初(0秒)の位置」に合わせます。

再生ボタン」または「スペースキー」を押します。そうするとビューワーに制作した動画が「再生」され、完成形の動画を確認することができます。

もう一度押すと動画は「停止」します。

 

 

動画編集を行なっているデータ(プロジェクト)を、iMovie内に保存する

iMovieでは、動画編集を行なっている編集データ(プロジェクト)は「自動で保存」されます。編集データの名前をつける場合には「プロジェクト」ボタンを押します。

 

iMovieのデフォルトでは、プロジェクト名が「マイムービー」になっているので、好きな「プロジェクト名を入力」します。

例として、今回は「練習1」と入力しました。

 

プロジェクト名を入力したら「OK」ボタンを押します。

 

プロジェクトの管理画面へ戻り、画面が切り替わります。プロジェクト名を付けた「プロジェクトが新たに追加」されています。これで編集データ(プロジェクト)の「保存が完了」です。

次回、続きから動画編集を行う場合には、このプロジェクトを選択して開けば前回の「続きから動画編集」を行うことができます。

 

 

作った動画を、YouTubeに最適なデータで動画の書き出しを行う

プロジェクトを開いた状態で、「共有ボタン」を押します。

 

メニューが表示されるので「ファイル」を選択します。

 

書き出しを行う動画の「ファイル名」を入力します。※今回は例で「練習書き出し」と名前を付けました

 

【フォーマット】を「ビデオとオーディオ」を選択します。

 

【解像度】を「1080p」を選択します。

 

【品質】を「カスタム」を選択します。

【品質】の下にある「スライダーを調節」すると、左側に「書き出し後の予想ファイルサイズ」が表示さるので、希望のファイルサイズへ調節します。

特にファイルサイズに問題がなければ、スライダーを一番右に合わせて、「最大サイズ」にしておきます。

YouTubeにアップすることのできる動画の最大のファイルサイズは「128GB」です

 

【圧縮】を品質優先にします。

 

設定が全て完了したら、「次へ..」ボタンを押します。

 

書き出しを行う動画の「ファイル名」と、書き出した動画の「保存先」を設定できます。

保存」ボタンを押すと、制作した動画の「書き出しが開始」されます。

 

動画の書き出し時間が時計のマークで表示され、「残りの書き出し時間」を確認できます。

 

動画の書き出しが正常に完了すると「共有は正常に完了しました。」と表示されます。

 

書き出しを行なった動画は「指定した保存先へ保存」されています。

※今回はデスクトップを指定しました。

 

書き出しを行なった動画を確認すると、編集した動画が作られています。これで作業は「完了」です。

 

 

✔︎まとめ

今回行なった作業の内容は、つぎの通りです

・iMovieを起動

・素材動画をiMovieへ読み込む

・複数の動画を、1本の動画へ編集する

・動画編集データをiMovie内に保存しておく

・YouTubeに最適なデータとして書き出しを行う

 

今回はiMovieをはじめて使用する方などへ向けた、「基本的な操作方法」を流れで解説しました。

 

今後、iMovieの使い方の解説については「オシャレに見せる動画編集」「テロップの入れ方」「音声、BGMの入れ方」などクオリティの高い動画編集の方法を順次解説していきます。

 

iMovie以外にも「Adobe Premiere」「Adobe After Effects」の 動画編集ソフトの使い方についても解説する予定です。

 

以上となります。