動画編集をするやり方。具体的なやり方と動画で稼ぐ方法を解説します。

2019/11/07(更新:2021/06/15)

 

「僕も動画を作ってみたいけど、動画編集ってどうやればいいんだろう?これから動画編集を覚えたら、お金を稼ぐことはできるのかな?」

 

こういった疑問にお答えします。

 

本記事では、動画編集に興味が湧いているけど全然やり方がわかならい。何から始めたらいいか知りたいという方へ、動画編集をゼロからはじめる方法を解説しました。

 

現在は動画クリエイターとして稼いでいる人が山ほどいます。そして動画編集を副業として稼いでいる人ももちろんいますので、これからはじめようと思っている方は、動画編集を覚えて楽しみながらついでにお金も稼いでしまいましょう。


  本記事の内容

動画編集の一般的なやり方は、動画編集ソフトやアプリを使って編集する

・ 動画編集をはじめるために必要なことは、まず勉強と実践です

・ 動画編集は人から教わった方が絶対に得する話

・ 動画クリエイターとして稼ぐ方法




 

この記事を書いている私は、デザイナー歴4年になります。

現在はフリーランスのグラフィックデザイナーとして活動していて、紙媒体のデザインを多く行なっていますが、同時に動画制作の仕事もたくさんしています。

 

駅やお店で使用するデジタルサイネージや、企業の紹介動画。Web上で使用する動画の制作などをしています。過去にはテレビカメラマンの経験もあるため、一般的なデザイナーより動画制作に関する知識や経験は豊富ですので、記事への信頼性担保に繋がるかと思います。

 

それではさっそく見てみましょう。

 

 

動画編集の一般的なやり方は、動画編集ソフトやアプリを使って編集する

 

一般的に、動画編集ソフトか動画編集アプリを使用して動画編集は行います。

 

一般的にはこの二択になります。動画編集をこれからはじめたいと考えているのであれば、パソコンに動画編集ソフトを入れて編集作業を行うか、もしくは今は優秀な動画編集アプリがたくさん出ていますので、スマートフォンにて動画編集も可能です。

 

動画編集ソフトも、動画編集アプリも、それぞれ有料と無料のものがあります。

 

「これから動画編集をやってみたいけど、いきなり有料のものを購入するのはちょっとハードルが高いかな..」そう思う方は無料のものから使ってみると良いと思います。

 

本格的に動画編集をはじめたいと思っている方は、お金に余裕があればいきなり有料の動画編集ソフトやアプリを購入してしまって良いと思います。その方が実際に動画編集を行いながら学べるので早く動画編集をマスターすることができます。

 

 

  よくある疑問:動画編集ソフトと動画編集アプリはどちらが良いの?

答えは、これから作りたいと思っている動画次第です。

 

動画編集ソフトや動画編集アプリのそれぞれのメリットデメリットをまとめたものが次のようになります。

 

✔︎ 動画編集ソフト

✔︎ メリット

・動画の編集ができる範囲が広い

・操作性に優れている

・一般的な動画制作会社と同様のハイクオリティ動画が作れる

 

✔︎ デメリット

・購入する場合初期費用がかかる

・最低限のスペックがあるパソコンが必要となる

・パソコン上で作業するので、場所がある程度限られる

 

✔︎ 動画編集アプリ

✔︎ メリット

・手軽に動画編集が可能

・場所を選ばず作業ができる

・動画編集ソフトに比べて安価で手にはいる

 

✔︎ デメリット

・動画の編集ができる範囲が限られやすい

・細かい編集作業の場合には操作性が悪い

・動画編集ソフトに比べてクオリティが下がりがち

 

 

まとめ

今後、動画クリエイターとしてお金を稼ぎたいと思っている。またはクオリティの高い動画を作りたいと思っている方は「動画編集ソフト」一択になるのではないかと思います。やはり動画編集の行える範囲が大きく広がるので、しっかりとしたものを作れるのは動画編集ソフトです。

 

SNSへ発信したりするようなちょっとした動画を作りたい。そこまでクオリティを求めないけど、動画編集して動画を作りたいと思っている方は「動画編集アプリ」で良いと思います。とは言え、Youtubeに動画をあげて稼いでいる方で、スマホの動画編集アプリのみで編集を行って実際に大金を稼いでいる人もいます。なので動画編集アプリのポテンシャルもバカにはできません。

 

 

使い方次第で動画編集ソフト、動画編集アプリどちらとも優秀な動画編集ツールですので、興味がある方はまずは無料のものを試しに手に入れて使ってみてはどうでしょうか。その時に自分はどちらの方が適しているかがわかるはずです。

 

 

動画編集ソフトをこれから探すという方は、映像クリエイターが仕事で実際に使っているソフトや、初心者の方でも扱いやすいソフトなどを厳選してまとめた記事もありますので、気になる方はチェックしてみてください。

>>【無料あり】未経験の初心者にもおすすめ動画編集ソフト【厳選6種】

 

 

 

動画編集をはじめるために必要なことは、まず勉強と実践です

 

結論として、「勉強」と「実践」が重要です。

 

すごく当たり前の話ですが、とにかく勉強することと、勉強を行いながら同時に動画編集ソフトを使って動画を「実際に作ってみる」ことが超重要です。

 

勉強方法は本を読んで独学で勉強しても良いですし、実際に人に教わりながら覚えても良いと思います。ただここで重要なのは実際に自分の手を使って動画を作り上げていくことが大切です。「10の勉強より、1の実践」です。

 

単純に動画編集ソフトの操作方法を覚えるという理由もありますが、動画を作る際に必要となる「感覚」みたいなものがとても鋭くなります。

 

 

  よくある疑問:私が会社の後輩に動画編集を1から教えたときの話

具体的なお話をすると、私が以前勤めていた会社では動画編集を行なって作った動画を納品する仕事が結構ありました。山手線の車内広告や、企業の紹介動画、店頭で流すデジタルサイネージなど、様々なジャンルの動画を仕事で作っていました。

 

ある程度動画制作の知識と技術を持っていた私が、新人の女の子に動画編集を1から教えることを任されました。その子も動画編集にはもともと興味があったので、とても楽しんで勉強に取り組んでいました。

 

彼女は本屋さんで買った動画編集の教本を自宅で読みながら、会社で実践的に動画編集を学んでいきました。しかし彼女は動画編集ソフトを持っていなかったため、自宅では本やネットで調べて勉強を行い、会社では実際に動画編集ソフトを操作するということをしていました。

 

もちろん金銭的な問題もあるので、私用の動画編集ソフトを無理に購入させることはしませんでしたが、やはりスキルが上がる速度は非常に遅かったです。もともと優秀な子だったので、言ったことはすぐに理解して覚えてしまうのですが、ですがどうしても成長速度は早くなかったですね。2ヶ月が経過した時点でも、まだまだ操作がおぼつかない初心者という感じでした。

 

それからしばらくして、動画編集がやはり楽しいので彼女は私用で動画編集ソフトを購入しました。そのため自宅でも操作しながら勉強ができるようになりましたので、途端に動画編集の技術が向上していました。会社ではもう初歩的な質問はほぼされずに、動画のクオリティにつながるような相談しか聞いてこなくなりました。

 

常に手を動かして学習ができる環境が整ったので、成長速度が上がるのは当然のことですけどね。

 

プログラミングなどは言語を覚えなければいけないので、割と手を動かさなくても一定のスキルレベルまでは勉強だけでも成長でると思いますが、動画編集についてはとにかく手を動かすことが重要なことだと断言できます。

 

見たり聞いたりして覚える知識もありますが、初心者レベルの勉強においては、それはほとんどが操作方法に関する知識になるので、初心者の方はとにかく実践的に手を動かして学ぶことがいち早く動画編集の技術を向上させられる方法となります。

 

 

動画編集は人から教わった方が絶対に得する話

 

動画編集は人から教わった方が早く覚えられるし、プラスαの知識もつきます。

 

 

なぜかというと、独学で動画編集を勉強した人と、人から教わって動画編集を覚えた人では「実践的な技術の差」が生まれ、それが後に大きな差として出るからです。

 

私は「独学」と「人に教わって覚えた」2パターンの人に出会いましたが、やはり誰かに教わって動画編集の技術を身につけた方は、動画を1本作り上げるスピードも早いですし、クオリティも高かったです。

 

独学で覚えた方は、確かにいろいろと細かい知識も知っていたりするのですが、ぶっちゃけ仕事で動画編集をする際に必要とされる技術は、ある程度限られたものばかりだったりします。独学で動画編集を覚えた人は結果として勉強の効率が悪く、仕事では滅多に使わないような細かい知識ばかりが増やしてしまっている状態でした。

 

それと対象的に、人に教わって動画編集を覚えた方は、動画を作っていく際の流れに一切無駄がありませんでした。基本的な操作方法以外にも、実践で使えるような知恵も身につけていたので、動画を組み立てる勘が鋭いと言ったところでしょうか。

 

また、身近に上級者が作った動画や、作り上げている途中段階の良い参考となる動画を見てきているので、それは間違いなく今後の動画制作に役立ちます。

 

 

とは言え、そう簡単に身の回りに動画編集を教えてくれるような人はいないと思います。そう言った方は短期集中のスクールなどに通ってみるのも全然ありだと思います。

 

お金と時間は多少かかりますが、一度動画編集の技術を習得してしまえば一生使えるものですし、実際に学費でかかったお金も、今はランサーズのようなクラウドソーシングなどで一般の方でも仕事を受けることができます。そこで勉強のために払った授業料ぐらいはすぐに回収できちゃいます。

 

今後は動画広告の需要がますます高まりますので、今のうちから動画編集の技術を習得しておいても特しかないと思います。

 

スクールには無料相談もありますので、動画編集に興味がある方は一度相談に行ってみるだけでも良い情報を得られたりしますのでおすすめです。タダのものは今のうちにどんどん活用して特をしちゃいましょう。

 

気になる方は一度こちらの記事も確認してみてください。

>>無料あり:動画クリエイターがおすすめする動画編集を学べる学校4社

 

 

動画クリエイターとして稼ぐ方法

 

動画で稼ぐ方法としては、現在では下記のものが考えられます。

✔︎ 動画クリエイターとして就職する

✔︎ 動画クリエイターとしてフリーランスで働く

✔︎ Youtubeなどの動画配信で稼ぐ

 

現在の動画制作においての一般的な相場は次の通りです。

・簡単な動画制作(個人依頼を含む):数千円 〜 数万円

・イベントなどの動画制作:5万円 〜 50万円

・Webムービーの制作:15万円 〜 80万円


・企業紹介動画制作:30万円 〜 100万円


・テレビCM制作:50万円 〜 300万円

 

現代では動画編集を行なった仕事で稼ぎやすくなっていますし、これからは「5G」の時代になりますので、より動画広告の需要は増えます。これは間違いありません。

 

 

企業に就職して動画制作で稼ぐ場合は中小企業であれば平均年収は600万円ほどです。

 

フリーラスンスとして動画制作をしている方は平均年収300万円〜となっていて、それでもスキルを磨き続ければ個人の単価もどんどん上がりますので、十分に食べていくことができる稼ぎとなります。

 

 

Youtubeなどの動画配信サイトを利用して、自分で撮影から編集、動画のアップまで行なっている方で、トップの方になると年収数億円の方もたくさんいらっしゃいます。今から実力をつければ、将来大きく稼ぐことも決して夢ではありません。

 

 

  よくある疑問:動画編集の勉強をすれば動画クリエイターとして就職できるの?

答えは、Yesです。

 

先ほどもお話をしたように、これからは5Gの時代に突入しますので、動画へ対する価値が高まります。そうなると動画制作に力を入れる企業などがどんどん増えますので、必然的に動画クリエイターが求められるようになり結果として仕事が増えます。

 

ですので、この先は動画編集スキルを持った人物は求められるようになります。動画制作に携わる企業へは就職しやすくなると思います。

 

初心者が動画クリエイターとして、稼げるキャリア設計方法」について別の記事にて具体的に解説していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。

こちらの記事の3章にて解説しています

>>完全初心者が動画編集を最速で身につけられる学習方法!【解説付き】

 

 

 

今回の記事は以上となります。

 

一つ間違いなく言えることは、動画編集はやってみると非常に面白いです!私はデザインの専門学校にて動画編集を習いましたが、その際に動画編集の楽しさに気づいてしまって、そのまま動画クリエイターを目指して、実現させた友人が数名います。

 

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、慣れてくれば自分が思い描いた動画を作れるようになるのでハマってしまいます。ぜひこの機会に動画編集を覚えてみてはいかがでしょうか。

 

動画編集を覚えて、楽しい動画クリエイターライフを過ごしてみましょう!